シミ消しクリームはどこを見て選ぶ?(値段、口コミ、成分)
できてしまったシミを重点的にケアする際は、シミ取りクリームの活用がおすすめです。
ドラッグストアやショッピングサイトでは、様々な種類のシミ消しクリームが売られていますが、どこを見て選べばいいのでしょうか?
国内メーカーの商品であれば、ハイドロキノン酸というメラニンの量を減らす成分の有無がポイントになります。
まずは安全性の高い商品から選び、状況を見ながら刺激の強い商品へステップアップことが無難な活用術です。
海外製の強力なシミ消しクリームが通販で売られていますが、海外製品の一部は刺激が強すぎて肌荒れの原因になるケースがあるので注意してください。
成分をチェック
シミ消しクリームに配合されている美白成分は以下の種類があります。
・ビタミンC誘導体
・ハイドロキノン酸
・リノール酸
・コウジ酸
・エナジーシグナルAMP
・プラセンタエキス
・アルプチン
・トラネキサム酸
アルプチンとトラネキサム酸はシミを消すよりも予防を目的に使われることが多い成分です。
国内メーカーが販売しているシミ消しクリームはビタミンC誘導体を中心に似たような成分になっていることが多く、含有量や配合バランスが必ずしも威力に連動しているとは限りません。
美白・シミ消し成分が含まれていて、国内で実績のあるメーカーかつ医薬部外品を選ぶのが無難です。
ハイドロキノン酸の有無
シミ消しクリームの商品選びで大きなポイントになるのがハイドロキノン酸です。
ハイドロキノン酸はメラニンの量自体を少なくさせる肌の漂白剤のようなもので、威力が強い一方で肌荒れリスクが高いデメリットがあります。
ハイドロキノン酸の濃度は、日本で医薬部外品として販売するには2%以下の制限があるため、配合している各商品で大きな違いはありません。
まずはハイドロキノン酸なしの商品を試して、満足できなかった際にハイドロキノン酸を含んだ商品へステップアップすることをおすすめします。
また、ハイドロキノン酸のシミ消しクリームを使うとメラニンの量が減って紫外線から肌を守る力が弱くなります。
使用する際は紫外線対策を徹底してください。
紫外線の少ない冬の時期だけ活用する方法もおすすめです。
海外製品にあるトレチノイン
トレチノインは角質を剥がしてシミを取る成分で、日本では化粧品に使うことが禁止されている成分です。
主に海外製のシミ消しクリームに含まれているもので、シミを消す威力は強いですが肌へのダメージが大きいので注意しましょう。
トレチノインの配合した薬は皮膚科を受診して処方してもらうことができます。
興味がある方やシミができやすい方は、皮膚科医に相談することをおすすめします。
価格と口コミレビュー
シミ消しクリームの相場は3,000円~10,000円。
国内大手化粧品メーカーの製品は最低4,000円ほどします。
相場より極端に安い商品はおすすめできませんが、実績のあるメーカーと相応の価格帯のものであれば試してみる価値ありです。
1万円以上で売られているシミ消しクリームは、価格相応の価値・効果があるとは限りませんので、口コミ情報のチェックやコスパの良い商品との比較をしっかり行いましょう。
身体との相性や好みもあるので、相場の範囲内で実績のある商品、そして口コミ・レビューで評判の良い3つの条件を全て満たす商品が無難です。
1本を使い切ってシミが薄くならなかった場合は、違う商品に切り替えてみてください。
まずは4,000~5,000円の大手メーカーが販売するエントリーモデルの商品から試す方法をおすすめします。